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ハリー・ポッターと謎のプリンス

Harry Potter and the Half-Blood Prince

2009年7月15日アメリカ・イギリス公開
2009年7月15日　日本公開
ファンタジー･アドベンチャー/2009年アメリカ映画/2時間34分
翻訳（字幕・吹替）：岸田恵子/翻訳監修：松岡佑子/吹替版演出：木村絵里子
映倫区分G（米国PG/英国１２A）
配給:ワーナー・ブラザーズ

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ワーナー・ニュースリリース[キャストリリース｜シノプシス]

ヴォルデモートがマグル、魔法使い両方の世界における支配力を強めようとし、ホグワーツはもはやかつてのような安全な場所ではなくなる。 6年生（16歳）になったハリーは学校の中にも危険が潜んでいるのではないかと疑うが、最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長は、ハリーに戦いの準備をさせることのほうに力を入れる。

ふたりはヴォルデモートの防御を解く手がかりを見つけようとし、そのために、ダンブルドアは旧友であり、元同僚でもあるホラス・スラグホーンを学校に迎え入れる。有力なコネをもち、疑うことを知らないこの美食家の教授が極めて重要な情報を握っていると確信しているからだ。

一方、ホグワーツの生徒たちは、まったく種類の違う敵と闘っていた。それは学校中に蔓延する思春期の恋の病。ハリーはますますジニーに惹かれていくが、それはディーン・トーマスも同じ。ラベンダー・ブラウンは、ロンこそ自分が求める男の子だと決めつける。ただし、彼女にとってロミルダ・ベインのチョコレートがもたらした影響は想定外だった。そしてハーマイオニーは嫉妬で爆発しそうになりながらも、断固として感情を外に出さない。

このように学校中がロマンスで浮き立つなかで、一人の生徒だけが超絶としていた。彼は目標を達成することだけに集中する。たとえそれが輝かしいものではないとしても。ホグワーツ全体に恋愛ムードが漂うが、悲劇の暗雲は近づいてくる。すべてが終わったとき、ホグワーツは永久に変わってしまうかもしれない・・・・・・。


【スラグホーン役はJ.ブロードベント、ナルシッサ役はヘレン・マックロリー】
ジム・ブロードベント	ヘレン・マックロリー	新任の「魔法薬学」教授として新たに登場するホラス・スラグホーン教授に扮するのは、「アイリス」でアカデミー賞を受賞したジム・ブロードベント。　ドラコ・マルフォイの母親のナルシッサ・マルフォイを演じるのは、「クィーン」のヘレン・マックロリーに決定！もともとマックロリーは、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のべラトリックス・レストレンジ役に決まっていたが、妊娠したため降板し、代わりにヘレナ・ボナム＝カーターが演じた経緯がある。監督は前作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」に続いてデイビッド・イェーツが続投！

【新キャストが続々登場！】

ロン・ウィーズリーにつきまとうグリフィンドール生のラベンダー・ブラウン役には、数千名もの中からオーディションで選ばれた20歳の新進女優、ジェシー・ケイブが選ばれた。

11歳のトム・リドルを演じるのは、ヴォルデモート役のレイフ・ファインズの実の甥であるヒーロー・ファインズ・ティフィン(9)に決定！ティーンエイジャーのトム役に選ばれたフランク・ディレイン（16）とともに、本作で長編映画デビューを飾る。

ジェシー・ケイブ

【マーカス・ベルビィ役のロバート・ノックス、刺殺される】

ロブ・ノックス

映画「謎のプリンス」の中では、スラグ・クラブの食事会や、クリスマス・パーティに登場。食事会ではデザートをのどに詰まらせている（写真）。

マーカス・ベルビィ役として出演したロバート・ノックス(18)が2008年5月24日、ロンドン南東部シドカップのバーで刺され死亡した。ノックスは、シドカップ駅に隣接したバーで、弟ジェイミーの携帯電話を盗もうとした男たちと喧嘩になり、男の持っていたナイフに刺され、病院に搬送されたが亡くなった。ノックスを刺した無職のカール・ビショップ（２１）は、殺人容疑で既に逮捕されている。

ロバート・ノックス（ロブ・ノックス）は、英ITVの連続ドラマ「ザ・ビル」や、BBC放送のシチュエーション・コメディ「After You've Gone」などで活躍し、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」にマーカス・ベルビィ役として出演するチャンスを獲得。原作でベルビィは、スラグホーンのランチに招待され、ハリーたちの目の前で雉肉をのどに詰まらせる神経質な生徒として描かれている。

6月25日に営まれたロブの葬儀ミサ・告別式には、ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントが参列。涙をぬぐっていた。ハリー役のダニエル・ラドクリフも参列する意向を示していたが、アメリカ訪問と重なり欠席した。