中井貴一、井伊直弼の墓前で『柘榴坂の仇討』大ヒット祈願！

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本作は「桜田門外の変」で主君・井伊直弼を討った敵を１３年にわたり追い続けてきた志村金吾(中井貴一)と、大老を暗殺後、身を隠し孤独に生きてきた佐橋十兵衛(阿部寛)の思いがけない運命を描いた作品。　

若松監督と共に、豪徳寺境内の井伊家の墓地を訪れた中井さんは、当時に思いを馳せながら深々とお辞儀をし、作品のご報告とヒット祈願をしました。

さらに公開直前の心境について、中井さんは「ようやく、ここに来る事ができてスッキリしました。今日、作品のご報告も出来て、とても良いタイミング」と喜びのコメントをしました。

【墓前報告 概要】
日時：2014年9月15日（祝月）　敬老の日
15：10〜15：25　墓参　
15：30〜15：50　ミニ記者会見　　　
■登壇者（敬称略）：中井貴一、若松節朗監督

Q.本日豪徳寺へ足を運ばれて、いかがですか？
●中井さん
この映画でもキーとなるシーンですが、金吾は門前から中に入る事ができなかったので、今日はここへ来る事が出来て、本当に完結した気がしてスッキリしています。
○若松監督
今日ここへ来るのは２回目で、再びここへ来る事が出来たので、映画の感想を報告しました。

Q.幕末の時代の影で生きる役どころを演じられていますが、何か事前に勉強された事はありますか？
また同じ男性として、どう見えますか？
●中井さん
一般的にはあまり良い印象を持たれていない、井伊直弼公だったと思いますが、彼には彼なりの立派な儀があり、この映画を見てきっと大老の印象が変わるのではないかと思います。彼の行った事が、けして悪い事などではなく、いつの時代も先見の明があると異端児として見られてしまい、後世になって立派さが分かる。寂しいことですが。

Q,中井さんは初めての豪徳寺ということですが、印象はいかがですか？
●中井さん
今回の役どころというのもあり、なかなかここへ来られなかったんですよね。歴史の先生が（住職さんの様に）こうやってお話してくだされば、もっと歴史を好きになれたのに。もっと早く時代に思いを馳せられるのにと。笑　でも良いタイミングで伺えてとても良かったです。　
　　　　　　　　　　
Q,阿部さんとの対決は見どころだと思いますが、共演はいかがでしたか？また監督はお二人をどの様に見られていましたか？
●中井さん
阿部さんのストイックさ、真面目さ、頑（かたく）なさを知り、同世代としてスクリーンの中に居られる事はとても楽しく、良いセッションが出来ました。
○若松監督
ひたむきさが男たちの愚直さを表現出来ていたと思いますし、二人でなければ出せなかったと思います。

Q,最後に中井さんいよいよ公開ですが、公開を楽しみにされている皆様へメッセージをお願い致します。
●中井さん
この映画をやってきて、これまで多くの方々に直接お会いしてお話が出来ました。僕たちはこれからも時代劇を守り、そして創って行く力を大切にしていかなければ。そして、真っ正面から作品を見ることを怖がらず、（本作が）多くの方々に時代劇を見るきっかけになるメッセージになれば、と思っています。是非沢山の方に見て頂きたいと思います。

『柘榴坂の仇討』は9月20日(土)より全国ロードショー ！

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