ハリポタ作者J.K.ローリング、性暴力被害者の支援団体を設立！

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スコットランド伝説の冬の女神に因んで名付けられた支援団体「バイラズ・プレイス（Beira's Place＝By-raと発音）」 は、性的暴力や虐待を経験したことがあるエディンバラ周辺部（ロージアン地域）の16歳以上の女性を無償で支援・擁護するもの。

同団体に全額出資するローリングさんは「エジンバラとロージアン地域の女性たちの満たされていないニーズを提供するために、このプロジェクトを立ち上げました」とコメント。

さらに「私自身が性暴力の被害者であるため、不安定な時期に女性のみが提供する女性中心のケアの選択肢があることがいかに重要であるかは分かっています。バイラズ・プレイスは、この地域の支援の力を向上させ、より多くの女性がトラウマから回復できるようになることを望んでいます」と語りました。

ローリングさんは、バイラズ・プレイスの取締役会に参加。この名前を選んだ理由について「バイラは女性の知恵、力、再生を象徴しています。困難な時代にも耐える強さがありますが、彼女の神話にはそれらが永遠に続くわけではないという約束が含まれています」とサイトで紹介しています。

同団体のサイトでは「女性と少女に対する暴力は、すべての文化、階級、宗教にまたがる問題です。これらは、圧倒的に男性が犯し、女性が不釣り合いに経験するジェンダー犯罪です。だからこそ、女性限定のサービスを心がけています」と説明しています。

同団体は、スコットランド自治政府がジェンダー認識法を改革し、性別変更手続きを簡略化（性別違和の医学的診断無しで、性別認識証明書の取得が可能になる）する法案が議会を通過する数日前に設立されました。

自治政府のニコラ・スタージョン首相が提出した「性別認定改革法案（セルフID制度）」は、これを悪用して女性のふりをして女性に（性）暴力をふるう男性が出てくることが懸念されるため、非難を浴びています。

性自認をめぐっては、ローリングさんは女性として生まれた人たちの権利は保護されるべきとの考えを示し、トランス嫌悪と曲解されバッシングされていました。

米ハフポスト記者「ローリングはトランス嫌悪でなかった」と謝罪！

ローリングさんと設立メンバー

Scotsman　[posted at JST 20:00/12/13/2022 ©ポッターマニア　無断転載禁止]

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