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「ニャー大佐」はヒマラヤンとペルシャのミックス（2歳オス）で、2014年版ギネスブックに世界最長と登録された体毛は、なんと23cm。3人の獣医が計測し、ギネスに認定されました。

現在「大佐」は飼い主のアン・マリー・アベイさんとそのパートナーのエリック・ロザリオさんとともに、ロサンゼルスに住んでいますが、もともとは捨て猫で、シアトルの路上にいた所を、ヒマラヤン＆ペルシャ協会に拾われ、それをアン・マリーさんが引き取りました。

二人の飼い主に愛され今は何不自由なく暮らしている「ニャー大佐」、フサフサしたグレーの毛やいかつい顔が受けて、インターネットに登場するや、一躍人気の猫に。フェイスブックの「いいね」は18万人を超え、YouTubeチャンネルの再生数は140万回近くに上っています。

大佐はフォロワーのことを「minion（召使い）」と呼び、スコッチが大好き（という設定）。ツイッターやフェイスブックで「その通りだ、召使いどもよ。偉大にて謙虚なる吾輩は、今や世界記録保持者となったのだ。今日の記録は最長の体毛だが、明日には最大の王国で認定されるであろう」などとつぶやくと、たちまち数千の「召使い」から「いいね」が集まります。もちろん大佐のコメントを書いているのは、アン・マリーさんです（笑）。

そのアン・マリーさんは今回の認定について「彼が世界一の猫だと思っていましたが、ギネスブックに認定されたことで、次の段階に進めたと思います」と喜び、大佐の長毛について「文字通り、家中すべてのものに大佐の毛がついています。私たちにもね！いつも掃除機をかけている気がするわ」と笑っています。

ギネスブックをめぐっては、J.K.ローリングさんが、「初の億万長者作家」や「最も年収の高い児童文学作家」として、それぞれ2012年と2007年版に認定。ダニエル・ラドクリフ君、エマ・ワトソンさんも映画興行収入を稼ぐ俳優として、2010年版に登録されました。また、オーディオブックの朗読者ジム・デールさんは、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』オーディオブックで134もの声を演じ分けたことでギネス認定されています。

『2014年版ギネスブック』（洋書）は9月12日に発売されます。

【関連情報】
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