ハリー・ポッターとイースター

イースター（復活祭）は、十字架にかけられ死んだイエス・キリストが、3日後に復活したことを祝うキリスト教最古で最大の祝日。

「春分の日以降の、最初の満月の次の日曜日」がこの祝日となり、移動祝祭日なので年によって3月21日から4月25日のあいだを移動します。

欧米では「グッドフライデー（下記参照）」や、「イースターマンデー（同）」が休日になっており（国によって違います）、学校もこの前後に１〜３週間のイースター休暇（Easter holidays）があります（職場も数日間休みになります）。

復活祭に先立つ40日を「四旬節（レント）」、その最後の1週間を「聖週間」と呼び、この間は教会でキリストの受難を記念する典礼が行われます。

イースターサンデー
イースター当日のこと。この日にイースターエッグを飾ったり、卵型のチョコなどを贈りあいます（の「イースターに何をする」参照）

もともとはゲルマン民族の自然崇拝宗教の伝統的儀式で、暁の女神エオステルのために春を祝うものでした。

キリスト教伝播の過程で、冬の眠りから覚める春の生命が、キリスト教の復活と重ね合わされ、「イースター（復活祭）」になったといわれています。このため、イースターの日は一定していないのです。

なお、キリスト教が広く伝搬できたのは、このようにキリスト教以外の宗教の伝統儀式や習慣を排斥したりせず、うまく取り入れ同化させていったためといわれています。

卵は「生命」と「再生」の象徴であるため、復活祭当日(イースターサンデー)には、ゆで卵を食べたり、家族や友人と色を塗ったゆで卵(イースターエッグ)や、ウサギ型のチョコレートなどを贈り合う習慣があります。

また、卵を野原や庭などに隠して探す「エッグハント」、丘の上から卵を転がす「エッグロール」、スプーンに卵をのせて割らないように運ぶ「エッグレース」などの遊びが行われます。

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1. 針やきりを使って、生卵に小さな穴を開けます（上下に開けるやり方もあります）
2. 穴から卵の中身を全部出します。中身を出したら水で洗いましょう（中も）
3. 食品用色素を溶かした水の中に卵を入れて、全体に色をつけます（全体に色を付けないで絵だけ描いてもOK）
4. 絵の具を使って好きな絵を描きます
5. 細長い紙に、メッセージを書いたり、数字を書いてエッグハントに使います（見つけた卵の中の数字の景品が当たる）
6. 髪の毛の部分に毛糸やフェルトを使ったりするのも面白いです