「ハリー・ポッター」盗作疑惑、米国出版社に飛び火！スコラスティック社も訴えられる！- ポッターマニア

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「ハリー・ポッター」盗作疑惑、米国出版社に飛び火！スコラスティック社も訴えられる！

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を巡る盗用疑惑で、今度はハリポタの米国出版元スコラスティック社が提訴されました！

訴えを起こしたのは、~~例のあの人(笑)~~英国人作家・故エイドリアン・ジェイコブズ(Adrian Jacobs)さんの遺産管理団体。同団体は、『炎のゴブレット』が1987年に出版されたジェイコブさんの『魔法使いウィリーの冒険(The Adventures of Willy the Wizard -- No 1 Livid Land）』を盗用していると主張。昨年6月と今年の2月にも、英国出版元のブルームズベリー社と作者のJ.K.ローリングさんを相手取り、同様の訴訟を起こしています。

原告側は「魔法使いの試合が1年間にわたって行われる点など、2つの作品は主要テーマが似ている」と主張。スコラスティック社を提訴した理由について「米国は『ハリー・ポッター』の世界最大のマーケット。だから海外での最初の訴訟の地とした」とコメント。今後の米国における『炎のゴブレット』の販売・在庫処分・売上げ利益の差止めを、裁判所に申し立てる準備をしています。

『魔法使いウィリーの冒険』は米国では出版されておりません。

スコラスティック社のスポークスマンは「まだ訴状が届いておりません。我々は係争中の訴訟に関してはコメントを控えています」と発表しています。

この提訴を受け、スコラスティック社の株価は92セント(3.8パーセント)上昇し(笑)、ナスダック市場で25.12ドルとなりました。

この盗用疑惑を巡っては、J.K.ローリングさんが「2004年に最初に訴えられるまで、エイドリアン・ジェイコブの名前を聞いたこともないし会ったこともなく、『魔法使いウィリー』の本を読んだこともありませんでした」と話し、「バカバカしい」と一蹴。ブルームズベリー社も「『ウィリー』は36ページの薄っぺらい本で、出版部数も限られていました。主人公の魔法使いウィリーは若くはなく、物語の舞台も魔法使い学校ではありません」と反論しています。

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魔法使いウィリーの冒険　表紙画像