『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』テスト・スクリーニングが米国で開催！- ポッターマニア

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』テスト試写会が米国で開催！

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のテスト・スクリーニングが3日、米シカゴで行われました！その内容を紹介！（映画のネタばれ注意。テスト・スクリーニングなので、公開時に変更になっている可能性あり）

テストスクリーンの常で、視覚効果は未完成でグリーンスクリーンのまま。音楽も仮のものだったので、完成版ではなかったとのこと。長さはおよそ2時間（エンドクレジットを除く）、映画のシーンの4分の3は、ホグワーツ校でした。

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映画のオープニングに『死の秘宝 PART1』のラスト数秒が流れた後、校長となったスネイプが、ホグワーツ城の塔から、外の様子を見ている。外ではヒットラーの時代のように、生徒が連隊を組んで中庭を行進し、吸魂鬼が城を護衛している

ハリーが貝殻の家で、グリップフックとオリバンダー老人と話しているシーンから始まる

貝殻の家からグリンゴッツ銀行へ変わり、ポリジュース薬を飲んでべラトリックスに変身したハーマイオニーが登場。（ベラトリックスの）ハイヒールでよろけるシーンが面白い。

べラトリックスの金庫の中では、本に書かれた通りのことが起こる。（触ったものが）部屋中に増えて行く

グリンゴッツ銀行のドラゴンのデザインはとてもいい。年老いていて虐待された跡が多々あ（本に忠実）

ハリーとヴォルデモートの繋がりが、映画の中でしばしば登場。特に分霊箱探しの場面で、ハリーはヴォルデモートの心を読み、残りの隠し場所を特定する

ハリーたちがグリンゴッツ銀行から盗み出したことを知ったヴォルデモートは怒り、デス・イーター数人と、グリップフックを含む小鬼を殺しまくるが、マルフォイ一家だけは助かる。

グリフィンドールの剣は、屍となったグリップフックの手から消えている

ホグズミードに現れたトリオはアバーフォースに助けられる。アバーフォースは、マイケル・ガンボンのダンブルドアに酷似。暖炉の上にはアリアナの肖像画と、その隣にシリウスの鏡のかたわれが置いてある。シアラン・ハインズ（アバーフォース役）は短い役だが素晴らしい芝居をしている

スネイプが大広間で生徒に演説をしている最中、ハリーは彼と対峙。マクゴナガルとスネイプは決闘になり（マギー・スミスの見どころの一つ）、スネイプは煙幕を張って窓から逃走。しかし残念ながら窓にコウモリ形の穴はあかなかった。

ホグワーツ最終決戦の初めにマクゴナガルら教授陣が城に防御呪文をかけるが、CGIの部分は無かったにもかかわらず、このシーンがすごくて感動した。マクゴナガルがホグワーツの騎士たちを召喚すると、大広間の壁(に整列していた石像に命が吹き込まれ、そこ)から飛び降り、城の玄関に一列に並ぶ　NEW!

ハリーと灰色のレディのシーンの長ったらしいシーンがある(ヘレナ・レイブンクロー役のケリー・マクドナルドの演技は良い）。ハリーは失われたレイブンクローの髪飾りの場所を明かすよう、灰色のレディを説得する　NEW!

ロンとハーマイオニーが秘密の部屋に行き、バジリスクの牙でハッフルパフのカップ(分霊箱)を破壊する場面が見られる。破壊した後に二人はキス。試写会会場は大いに沸いた。　NEW!

必要の部屋で悪霊の火に追われるシーンでは、ブレーズ・ザビニがビンセント・クラッブの代わりとなっている(クラッブ役のジェイミー・ウェイレットは不祥事のため出演せず)。死んでしまうのはグレゴリー・ゴイル。NEW!

トリオはホグワーツの湖の端のボートハウスの中で、スネイプの死を目撃する。ヴォルデモートは「セクタムセンプラ!」を使ってスネイプの喉を切り裂き、ナギニが繰り返し襲いかかりスネイプに噛みつく。ナギニが襲う所は直接見せずに、ボートハウスの窓の外から覗いているトリオの視点を通して見ることになる　NEW!

トリオが大広間に戻ると、フレッド、ルーピンとトンクスの死体を見つける。3人の死は映画の中でも描かれていない。ロンはフレッドの死体に大泣きする

「プリンスの物語」の場面では、ハリーはダンブルドアの部屋に行きスネイプの記憶を見る。このシーンはとても見ごたえがある。子供のときのスネイプとリリーの出会い、二人の組分け儀式、ハリーの運命についての会話、特に感動するのはスネイプがゴドリックの谷でリリーとジェームズの死体を発見したとき。このシーンのアラン・リックマン(スネイプ役)の演技はシリーズ最高、本作でもベストの演技　NEW!

べラトリックス・レストレンジとモリーの対決は、大広間の教壇の上で繰り広げられる。モリーは死の呪文を唱える前に例の（本に書かれた）セリフを言う(会場は拍手喝采)。視覚効果は未完成だったが、呪文はベラトリックスをバラバラに吹き飛ばすようだ　NEW!

ネビルの最高のシーンは１つなんてものじゃなく、いくつもある。ナギニ(を殺す)のシーンだけでなく、中庭での感動的なスピーチ、ホグワーツ城の渡り廊下で数多の死喰い人の攻撃をかわすシーンなどが見どころ　NEW!

ハリーとヴォルデモートの最後の対決は、原作よりずっと長くなっている。ヴォルデモートはハリーを追いかけてホグワーツ城の様々な場所に移動。ハリーはヴォルデモートもろとも高い塔から落下。その後二人の決闘は中庭でクライマックスを迎える。ナギニの死は、最後の最後に訪れ、ハリーの杖がヴォルデモートの杖に勝ち(ポッターマニア注：レビューの間違い？原作ではヴォルデモートの持っていた杖は本来の持ち主であるハリーの元に戻り、ヴォルデモートは自らが唱えた死の呪文に当たって死ぬ)ヴォルデモートは死ぬ。NEW!

エピローグ(19年後)は含まれているが、ハリーはかなり年老いており、ロンとハーマイオニーはほとんど年をとっていない。しかしシリーズを感動的に満足できる感じに終わらせている。ホグワーツ特急で出発する子供たちを見送るトリオの満足そうな笑顔で終わる　NEW!