ハリポタ女優アフシャン・アザドの兄、妹に対する暴行認める！- ポッターマニア

トップ　|　本　|　ハリポタ同窓会　｜　ファンタビ　｜　USJハリポタ　｜　呪いの子　｜　スタジオツアー東京

ロケ地｜映画｜画像｜グッズ｜DVD｜インタビュー｜辞典｜ファンレター｜イベント｜おもしろ

パドマ役アフシャン・アザドの兄、妹に対する暴行認める！

今年5月、映画「ハリー・ポッター」シリーズでパドマ・パチル役を演じる女優のアフシャン・アザドさんに対し殺すと脅して暴力をふるったとして、脅迫・暴行の罪に問われたアフシャンさんの父アブドゥル・アザド被告（５４・写真）と兄アシュラフ被告（２８・写真）の公判が21日、マンチェスター刑事裁判所であり、兄アシュラフは妹に対する暴行を認めました！（以下『死の秘宝：パート2』のネタばれ注意）

アブドゥル被告とアシュラフ被告は5月21日、アフシャンさんがヒンドゥー教徒の男性と交際していたことに怒り、アフシャンさんを「ふしだらな女(slag)」とののしり襲ったとされています。父と兄はイスラム教徒でした。おびえたアフシャンさんは寝室の窓から逃げ出し、父と兄は駆けつけた警察官に逮捕されました。

アフシャンさんはこの日（12/21）の公判を欠席。兄アシュラフ被告はアフシャンさんの身体に危害を加えたことを認めましたが、検察側は父と兄がアフシャンさんを殺すと脅迫したことについては無罪としました。

父には、12か月間治安を害さないとの誓約および500ポンドの保証金の支払いが命じられたほか、判事から「家庭内暴力は（今や）余りにもまん延しているが、あなたのような人でも投獄される可能性はあるのですよ」とのキツイ警告も。兄アシュラフ被告は、「自宅に住み、妹と連絡を取らず、(妹の住む)ロンドンに行かない」との条件つきで保釈され、判決は来年1月21日に言い渡されます。

当初アフシャンさんは警察に対し助けと保護を求めていましたが、「検察は助けにならない。（裁判に協力すれば自分は）本物の危機に陥る」と怯えるようになり、21日の公判も欠席。「強制結婚させると父親から言われた」とも話しています。

一方でガーディアン紙は、アザド家はかなりリベラルな家庭で、イスラム教徒の家族と違ってアフシャンさんの俳優業を応援していたと伝えています。

父と兄が脅迫罪を免れたことについて、勅選弁護士のリチャード・バードン氏は「検察はじっくり検討したが、証人がいないので起訴手続きができないのだろう」と話しています。

【関連記事】
ハリポタ女優アフシャン･アザド、家族から死の脅迫受ける！

アフシャン・アザドさんは、パドマ･パチル（後述）役として『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に出演。2011年7月15日全国公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』にも同役で出演する予定です。

* パドマ・パチルはパーバティ・パチルの双子の姉妹で、ハリー・ポッターと同学年のレイブンクロー生。ダンブルドア軍団のメンバーとして、1998年のホグワーツ最終決戦で闇の陣営と戦います。

【ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2映像入り予告編】