Remember, remember, the 5th of November!


思い出せ 11月5日の出来事を
火薬陰謀事件と反逆を!
11月5日はガイ・フォークス・デー。イギリスの火薬陰謀事件の実行犯ガイ・フォークスに由来する記念日です。でも火薬陰謀事件とはいったい何なのでしょうか? 語源辞典でもガイ・フォークスなど一部の解説をしていますが、もう一度おさらいしてみましょう!


■ガイ・フォークス(Guy Fawkes)って誰?〜ナイスガイのモデル■
1605年11月5日の「火薬陰謀事件」の実行担当者。1570年英ヨークに生まれ、若い時にカトリック教徒に改宗し、オランダでスペイン軍に参加。ケイツビーの招きで1603年に帰国し、火薬陰謀事件のメンバーとなるが、匿名の手紙が当局に届いたことで陰謀が発覚。国会議事堂の地下で火薬の見張りをしていたフォークスは実行日の早朝に逮捕、ウェストミンスターのオールド・パレス・ヤードで処刑された。
ガイ・フォークス(写真)は、「男」「やつ」を意味する英語「guy」の語源となっている。(日本でも”ナイスガイ”、”タフガイ”などの表現でおなじみ)


■火薬陰謀事件(ガンパウダープロット/Gunpowder Plot)とは?■
1605年11月5日イギリスにおけるカトリック支配を実現するため、議会もろとも国王ジェームズ1世の殺害をはかったクーデター。 国王によるカトリック教徒弾圧に反発した旧教徒グループが企んだ事件で、首謀者はロバート・ケイツビー。彼は国会議事堂の地下室に火薬をしかけ、11月5日の議会の開会式に出席した国王、王妃、貴族院議員たちをまとめて爆殺することを計画。弾薬の導火線に点火する役目を与えられたのが、ガイ・フォークスだった。
しかし、モンティーグル男爵に届けられた「11月5日の議会出席は危険」との匿名の手紙がきっかけで陰謀は露呈。11月5日早朝、国会議事堂の地下が捜索され、火薬の見張りをしていたガイ・フォークスは逮捕、ロンドン塔に投獄された。
厳しい取調べ(拷問)の末、フォークスは11月9日に共犯者を自白。翌年1月26日に有罪判決を受け、1月31日にオールド・パレス・ヤードで「首吊り、内臓抜き出し、四つ裂き(hanged, drawn and quartered)」の極刑に処された。既に過酷な拷問を受け、一人では絞首台に上れないほど衰弱していたフォークスは、首を吊られると絶命したという。

処刑されたケイツビーたちは、自供や証拠を一切残していないため、この事件はカトリック教徒を弾圧するために国家がでっちあげた陰謀だとする研究家もいる。
真相はいまだに不明だが、今でも国会開会前には、議事堂の地下室を探索する儀式が毎回行われている。


■ガイ・フォークスの焚き火祭り(Guy Fawkes Day/Bonfire Night)とは?■
11月5日が近づくと、イギリスの子供たちは枕カバーに藁をつめたりしてガイ・フォークスの人形を作り、大きさや出来栄えを競いあう。そしてそれを荷台に乗せてねり歩き、通行人や近所の人に人形を見せて"A penny for the (old) Guy(ガイに1ペニーおくれ)"と言って小遣いをせびる。
その後、もらった小遣いで花火を買い、11月5日の夜に空き地や共有地、庭や公園などでたき火をたく。 この時にガイ人形を放り込んで燃やすので、Bonfire Nightとも呼ばれている。


■ハリー・ポッターでは?■
ガイ・フォークスは、ダンブルドアのペットの不死鳥「フォークス」の名前の由来となっている。


■関連作品■
  • Vフォー・ヴェンデッタ・・独裁国家となった未来のイギリス。仮面の男Vは、イギリスの反逆精神の象徴となったガイ・フォークス・デーに、国民の決起を呼びかける。 (特典ディスクには、ガイ・フォークスと火薬陰謀事件の解説あり)



  • 参考サイト:ブリタニアGuyFaukes.com [posted at JST 19:30/11/5/2006 ポッターマニア 無断転載禁止]






     

     

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