「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」初レビュー!

ワーナー・ブラザーズが「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のスニーク・プレビュー(覆面試写会)を始めた模様です!シカゴで行われた試写会の感想がAICNMugglenetに紹介されています。 上映された映画はまだ未完成の状態でした。 以下の和訳には映画のネタばれが含まれていますのであらかじめご了承ください。 ※はポッターマニアの注釈です。

注意:AICNにレビューを投稿したRosncranzさんにとって、ハリー・ポッター1〜4作の中では「炎のゴブレット」が最高で「秘密の部屋」が最低ランクとのことですので、その点を考慮して以下をお読みください。
AICN・Rosncranzさんのレビュー(感想)】
  • 総合評価:B+ 
  • 映画の出来は概ね成功
  • 役者の演技は全作よりかなり上手くなっており、ダニエル・ラドクリフはいくつかの場面で本当に怒りを見せている。
  • 悪い演技はなく、傑出しているのはルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチとゲーリー・オールドマン(シリウス・ブラック)。イメルダ・スタウントンのアンブリッジも良いが、全体的にイラッとする。
  • 中間まではいいペースで進行するが、その後はペースダウン。恐ろしくスローというほどではないが、ダラダラ進む。現在の長さは2時間30分ほど。この問題を解決するために編集が行われるだろう。
  • 好きでない場面(試写会最後のアンケートで質問された)は、「アンブリッジの大半のシーン(スローですぐに飽きてしまった)」と、「ハグリッドの弟(かなりぎこちないしブサイク)」。
  • 好きな場面(試写会最後のアンケートで質問された)は、「ダンブルドア軍団の(※防衛術の)訓練」でハリーとチョウのキスシーンは良かったし、その直後のロンのコメントも面白くて場内大爆笑だった。
    「ダンブルドアとヴォルデモート」の戦いもとても良かった。特殊効果がまだ完成されていなかったので格好はよくなかったが、この手の試写会では観客は未完成の部分を大目に見なければならないし、実際そんなに長く感じられず本当に素晴しかった。
  • (上映後の)アンケートでは好きなキャラクターも聞かれたので、ロン、シリウス、ルーナとハリー・ポッターだと答えた。ルーナは間が抜けていて風変わりで楽しくて、イヴァナ・リンチは子役の中でおそらくベストだと思う。ラドクリフは自分が今やっていることを理解し、落ち着いているように見える。以前の映画ではひ弱な感じに見えたが、この作品のダニエルはそんなことはない。「不死鳥の騎士団」ではまだスゴイ魔法使いにはなっていないが、手ごわい感じに見える。
  • 映画3・4作目のスタイルが好きな人は、「不死鳥の騎士団」を気に入るだろう。この映画は前2作とそんなに変わっていない。
  • ハリー・ポッターが深く描かれている点は素晴しい。ハリーのキャラクターに味わいがあり、他のマイナス部分を補っている。ハグリッドの弟(映画が未完成で現時点の特殊効果は良くない)とアンブリッジを除いては、粗末に描かれている所はなかった。この2点もこれから修正されるだろう。
  • 全体的にとても良かったし楽しめた。


  • Enyafreakさんのレビュー
  • 総合評価:8点(10点満点)
  • これまででおそらく最も詳しく描かれた映画。こういう作品を待っていた!
  • 映画のオープニングは本と同じ。ハリーが吸魂鬼に守護霊の呪文を唱え、ダーズリー一家がハリーに辛く当たる。フィオナ・ショウ(ペチュニア叔母さん)とリチャード・グリフィス(バーノン叔父さん)の二人は、出番がとても短いものの見事な演技をみせる
  • 最初に登場する新キャラクターはナタリア・テナ(トンクス)。適度にとっぴな感じ。しかしキャラクターとまだ馴染んでない部分がある・・・我々が想像するトンクスとは程遠い。
  • ルーピンの出番は本来の登場シーンの半分もない。トンクスとのからみは少ししかない。
  • ロンドンの飛行は荘厳。特殊効果は未完成だが、ムーディが特製箒に乗って飛行する場面は必見!
  • グリモールド・プレイスはぞっとする感じで、ブラック家の家系図タペストリーはばかでかい。シリウス(ゲイリー・オールドマン)は素晴しく、全作より多くの時間がハリーとの関係が深まる点に当てられている。
  • イヴァナ・リンチはパーフェクトなキャスティング。彼女がハリーや他のキャラと絡むシーンはまさに原作どおり!
  • イメルダ・スタウントン演じるドローレス・アンブリッジは、望みうる最高の悪役となっている。Tの音を下げる癖のある話し方で、ムカムカするような甘ったるい感じといい原作そのままだった。ハリーへの罰則は原作そのままで、楽しげで邪悪。「僕は嘘をついてはいけない」は、本を読んだ時は背筋が凍る思いだったが、映画ではそれほどのインパクトはない。
  • 「ハリーとチョウのキスシーン」など、ダンブルドア軍団の場面の描写は素晴しい。しかしその後先にルパート・グリントが大爆笑させてくれる。彼の笑いのタイミングは最高
  • 「ハグリッドとグロウプ」のシーンは少し長い。しかし未完成の特殊効果だったが、グロウプのCGIはゴラム(映画「ロード・オブ・ザ・リング」の生き物)並みのリアリズムが感じ取れた。
  • 「スネイプの最悪の記憶」も完璧。役になりきっていて、アラン・リックマン(スネイプ)の演技は最高だが、このシーンの時間は短い。
  • 自分が一番良いと感じた場面は、双子の「ホグワーツからの逃走」。顔の周りで花火が爆発し、ボロボロの状態で走るアンブリッジを見るのは楽しい。彼女のフィルチやドラコとのやり取りも秀逸。
  • ダンブルドア軍団がアンブリッジに見つかるシーンも良かったが、「必要の部屋」のセットは一番期待はずれかも。
  • グロウプが、アンブリッジとケンタウルスからハリーとハーマイオニーを救い出す場面も原作とは違っていた。
  • 「魔法省の戦い」はヘレナ・ボナム・カーターのヤジや非難の演技で傑作となっている。この映画の彼女は素晴しい。
  • 「ある人の死」(in魔法省)も上手く描かれている。原作本のような大きなインパクトはないが、ダニエル・ラドクリフの何が起こっているのか分っている表情が痛々しい(彼はずいぶん成長した!) 
  • マイケル・ガンボンは「ダンブルドア」を落ち着いて演じ、効を奏している。(※1・2作でダンブルドアを演じた)リチャード・ハリスが思い出される。
  • 最後の「ヴォルデモートとの戦い」は、最も本に忠実であると言って良いだろう。
  • 全体的に見て「炎のゴブレット」よりよく出来ている。「アズカバンの囚人」には及ばないが、本を素晴しい映像にした感じ。
  • 際立っているのは、ルーナを演じたイヴァナ・リンチ。私の好きなイメルダ・スタウントンも、思いつく限り最高のアンブリッジとなっている。



  • Triwizardさんレビュー】 ※はポッターマニアの注釈
  • 「不死鳥の騎士団」は非常によかったが、エンディングはやや盛り上がりに欠けていた。
  • 原作から多くの部分が盛り込まれているものの、いくつかの重要な部分が抜けているように感じた
  • 映画が始まるや、魔法が戻って来たと感じた。自分にとってこの作品は映画1・2作目に似ていた。(※シリーズの)最初の頃は、箒に乗って飛行するシーンはどのよう描かれるのだろうとかホグワーツの中はどうなっているのだろうと思ったものだが、そのような謎(※に対する興味)が魔法省の「予言の間」を見た時に戻ってきた
  • 吸魂鬼は前作のものと違っている
  • シリウスとベラトリックスの関係はまったく説明されない(自分は大切だと思うのだが・・)。シリウスが死ぬ時も二人の間の憎しみは描写されないし、シリウスがブラック家のタペストリーを吹き飛ばした理由も説明されない。
  • クリーチャーは掃除以外の役目がほとんど描かれない
  • 「ブラック家(※グリモールド・プレイス)」はもっと大きいものだと思っていた。「シリウスの母親の肖像画」が叫ぶシーンは抜けていて残念だった。
  • ハリーがダンブルドア軍団に防衛術を教えるシーンが入っていて本当に嬉しい。ハリーは(※原作より?)成長し冷静になっているように見える
  • エンディングに関しては、一貫性を欠いているように思える。もう少しまとめる必要がある。特に予言の間の「死喰い人」は、マスクをしているので本を読んでいない観客には誰なのか分からないだろう。 
  • 面白い場面もある。特にシャックルボルトがファッジに「ダンブルドアのスタイルは粋だ」と(※校長室で)話すシーンはお気に入り。
  • 全体的に見て、本作はすぐれていると思う。前2作(「炎のゴブレット」と「アズカバンの囚人」)よりずっと良かった!


  • Zeenatさんのレビュー】 NEW!
  • 全体的に見て、映画はとても良かった。まだ未完成だったし、編集中のものがたくさん残っておりクリーチャーは全てコンピューター化されていたので面白かった。ヴォルデモートの顔は、レイフ・ファインズさんの顔に(※モーションキャプチャ用の)マーカーがついたままだった(笑)。
  • 先ず気に入ったのは、ハリーとダドリー・ダーズリーが逃げこむ路地。 映画「オリバーツイスト」のようなレンガ造りの建物を想像していたが、実際はノーマルな都会風の、壁に落書きがある路地だった。原作の雰囲気にとても合っていた。(公式写真
  • フィッグばあさんはキュートな老婦人!
  • 「先発護衛隊」がハリーを救助しに来る時、ルーピンは入っていない
  • グリモールド・プレイスに向かう途中、ロンドン上空を飛行するが、原作と違って低い位置を飛ぶ(ティーザー予告写真
  • 嫌いな点:原作ではグリモールド・プレイスに着陸後、ハリーが羊皮紙に書かれた住所を読み屋敷に意識を集中すると建物が現れるが、映画ではマッド-アイ・ムーディが杖を数回振ると現れてしまう。
  • (ロンなどが)監督生になるくだりは全てカットされている―とても残念!
  • 「魔法省」は素晴しいとしか言いようがない・・・ステキだった!
  • ドラコ・マルフォイの登場シーンは少ない。アンブリッジとの絡みで登場し、おそらく1回セリフを言う
  • 聖マンゴ病院のシーンは無い。従ってネビルの両親も登場しない・・・。ネビルがハリーに何が起こったかを説明するだけ。
  • OWL試験のシーンも多くはない
  • ダンブルドア軍団のシーンはサイコー!とってもカッコイイ
  • トレローニーを追い出そうとするシーンはとても悲しい。エマ・トンプソンは哀れで傷ついた先生を上手く演じていて良かった・・・。
  • ハリーとチョウのキス・・・あれはただのキスではない。完全にいちゃついている・・・映画で彼女は泣いていない。
  • もう一つの大きな変更点・・・ダンブルドア軍団のことを密告したのはマリエッタではなくチョウになっていること・・・映画ではそれが原因でハリーと別れてしまう。原作のようにチョウが段々嫉妬深くなり別れるわけではない。リータ・スキーターのシーンは全く無い。
  • フレッドとジョージが学校を去る時に「沼地」は作らないが、それでも二人の脱出は本当にスゴイ
  • ジニーとボーイフレンドに関するシーンはない
  • ケンタウルスのフィレンツェが「占い学」の教授になったことは描かれない
  • ルーナは最高!実に良い演技をしている。
  • 最後の魔法省の戦いの場面は、今ひとつ物足りない・・・原作を読んでない人は、何故シリウスがベールのむこうに落ちていったのか、そして何故ハリーが悲しんだのかが分からず戸惑うかも知れない・・。彼が死んだ理由が分かりにくい。(※魔法省に行ったダンブルドア軍団の)他の生徒はそんなに戦わず、誰も負傷しない。
  • 予言が割れる前に、戦いに参加した生徒全員が内容を聞いてしまう(それに予言はルシウス・マルフォイの手から離れて砕ける)。内容も「七つ目の月が死ぬとき帝王に三度抗った」というようなものではなかった。
  • とても可笑しい場面もいくつかある。原作ほど重々しい感じではない。


  • この試写会で上映された「不死鳥の騎士団」は未完成のものだったため、これから内容など変更される可能性があります。


    更なるレビュー (3/14)

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    ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団上映(特典付き前売券販売)映画館



    [posted at JST 18:06・13:00/2/8・11:30/2/7/20:19・11:30/3/6/2007 ポッターマニア 無断転載禁止]






     

     

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