福島原発事故情報&放射能除染方法!

ハリー・ポッター

■目次 〜正しい知識と情報だけが身を救う。あとは判断し行動する勇気のみ〜
最終更新日:2011年9/19
放射性物質に対する最大の防御は「知識」。
■福島原発情報・事故対策
 *はじめに:ハリー・ポッターと原発事故
 *基本知識 
   いま起こっていること(こども向けじょうほう)
   放射能とは安全基準はあるの?避難の目安
 *放射性物質から身を守る具体策 
   放射性物質がたまりやすい食材調理の際に減らす方法食べた方がいい食材
   ヨウ素・カリウム・カルシウム摂ろう家の中の除染その他被ばく対策
   学校の除染
 *放射性物質の現在の数値・拡散予測を知る
    予測 現在の数値・風向き・(土壌)汚染地図・原発状況UPDATE!
 *原発事故後に放出された放射線量を知る
 *内部被ばく測定方法・症状(体調不良)
 *福島第1原発ライブカメラ
 *被ばく線量限度や単位に関する知識
 *ガイガーカウンターの知識 
   えらび方・機種測定方法なぜガンマ線だけでいいのか
 *専門家・有識者の意見・警告 
   被ばく警告 専門家の意見・分析 YouTubeなど動画
 *子供・学校を被ばくから守ろう! 
   20シーベルト問題・土壌調査 独自測定 安全な給食を 学校のプール掃除
   こども健康診断 学校の除染
 *食の安全  
   現行の暫定基準値  何を食べたらいいのか その他食データ・外国産食材販売店などNEW!
 *脱原発デモ
 *農耕地セシウム除去
 *風評被害?
 *海外ニュース速報 
 *国内ニュース速報 
 
過去の原発事故・放射性物質などを詳しく解説(別ページへ)
 *チェルノブイリ原発事故 
 *放射性物質・よく聞く言葉の解説
   プルトニウム ヨウ素 セシウム ストロンチウム 再臨界 メルトダウン(起きたらどうなるか)
 *心が折れそうになったときに…
 *コミック・リリーフ/風刺


地震・津波・交通情報・義援金・計画停電&避難生活支援(別ページへ)




■原発事故情報・対策 
★はじめに〜ハリー・ポッターと原発事故
    3.11以降、日本では残念ながら、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の世界と同じようなことが起きています。 魔法省は御用新聞を使ってヴォルデモートが復活したことを隠蔽しましたが、日本でも東電・政府が原発事故や放射能汚染(=ヴォルデモート)の事実を隠し、新聞やテレビの多くは、今でも大本営発表を繰り返しています。ホグワーツに魔法大臣の息のかかったアンブリッジが送り込まれたように、福島県にも放射線リスク管理アドバイザーなるセンセイが派遣され「年間20ミリシーベルトまで人体に影響がない」とデマを拡散。日本のファッジも「自分の地位に恋々」として無為無策、「世界が破壊されるのをただ傍観(4巻下534)」しているだけです。

    このような国家存亡の危機のときに、私たちはただ経済活動を優先し、政府が発表する過小評価だけを盲信して安穏と暮らしていてよいのでしょうか? ダンブルドアは「わしは、たいていの場合、真実は嘘に勝ると信じておる(4巻下555)」、「自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ(2巻489)」と説いています。ハグリッドは「戦うんだ。あいつが大きな力を持つ前に食い止められるかもしれん(4巻下550)」と檄(げき)を飛ばしています。本の中の出来事と置き換えて改めて現実を眺めてみると、日本の現状や、嘘の陰に隠れた真実の姿がはっきりと見えてくると思います。

    私たちは今、暗く困難なときを迎え、「正しきことと、易きこと(容易な道)の二者択一(4巻下557)」をまさに迫られています。日本の未来そして子供たちのために、「不死鳥の騎士団」のように力を合わせて、正しい選択をしようではありませんか。 (2011年7月4日寺島)
★基本情報

★放射性物質から身を守る具体策 
    【以下対策として共通していることを記載】
    @ドアや窓をプラスチックシートや粘着テープなどで厳重に目張りした地下室などの密閉施設に閉じこもる(肺や消化器に放射性物質のちりが入らないようにする)。フォールアウト(放射性降下物)が肌に接触しないようシャワーをしっかりと浴びることが重要だがゴシゴシ洗ってはならない。つめをかんだり、タバコを吸ったり、指をなめたりするのは厳禁。

    Aヨウ素剤(ヨウ化カリウム)の摂取
    放射性ヨウ素が甲状腺に入り、甲状腺がんを引き起こす危険があるので、緊急事態の際にはヨウ素剤を摂取しがんの予防を行う。がん発症の危険性は、赤ちゃんや十代までの子ども、妊娠・授乳中の女性で特に高い。ヨウ素剤の目的は、甲状腺を「健全なヨウ素」で満たすことで、放射性ヨウ素が甲状腺に入り込むのを防止することにある。フォールアウト事故の1時間前に摂取することが望ましい(しかし3時間後でも50%の効果はある)。日本では人体が浴びる放射線量が100ミリグレイ(=100ミリシーベルト)以上になる恐れがある場合に、ヨウ素剤が配布される。乳幼児の場合は、国には摂取ポイント
    ヨウ素アレルギーが心配されるが、成人での生命に危険を及ぼす重篤な副作用は極めて低頻度であり、また、若年者での重篤な副作用は報告されていない。
    ヨウ素剤が手元にないからと言ってイソジンなどのうがい薬を飲むのは危険。昆布により10〜30mgのヨウ素摂取は可能だが、ヨウ素吸収まで時間がかかり、その吸収も不均一なのでお勧めできない(原子力安全委員会の資料pdf



★現在の放射性物質の数値/予測を知る 

★過去に放出された放射線量を知る 

★内部被ばく量の測定方法・症状(体調不良) 

★福島第一原発ライブカメラ 

★被ばく線量限度や単位に関する知識  ベクレル・シーベルト換算
    (1)一般公衆被ばく線量限度(=人工被ばく)は、年間1ミリシーベルト
    (=1000マイクロシーベルト=100ミリレム。ただし(2)の自然放射線や、がん治療などの医療被ばくを除く)
    これは、国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告した、一般人がこれ以上被ばくしてはいけないという限度。日本政府もこの値を採用している。但しこの線量の被ばくが安全だというわけではなく、「10万人がそれぞれ1ミリシーベルト 被ばくすると、その中から放射線によるがん死が1人から37人の割合でが発生する」と計算されている。(よくわかる原子力より)(米環境保護局EPAWHOも同様の数値を勧告) 
    ◎TV・インターネットなどの解説者の中には、被ばく線量限度を年間50〜100ミリシーベルトなどとして計算している人もいるので要注意。

    (2)日本における自然放射線による被ばくは、平均で年間約1.5ミリシーベルト 世界平均は2.4ミリシーベルト 
    地球上に生きている限り、われわれは大地や宇宙などから自然放射線を受けている。これをバックグラウンド値と言い、この数値は国(地域)によって違う。民族の肌の色が異なるのは、居住地の放射線の強さに由来する。日本における自然放射線の内訳は以下の通り(単位はミリシーベルト)。
    大気中のラドン0.4(アルファ線)+宇宙から0.38(宇宙線・中性子線)+大地から0.46(ガンマ線)+食物から0.24=1.48(約1.5)  世界平均の内訳
    日本で最も高いのは岐阜県(大地に花崗岩が多く含有するため)、最も少ないのは神奈川県(関東ローム層)でその差は0.38
    *この自然放射線とは、ラドン、カリウム40、炭素14、ラジウム、トリチウムなどで、生物が誕生したときから地球上に存在しているもの。我々はこれらに対し、ある程度の耐性を有している(カリウム40と炭素14は体内に存在)。だが3.11以降福島原発から出ている放射線は、これとは核種が異なる。放射性物質は核種によって放出するエネルギーや、内部被ばくをした際に体内に蓄積される部位がそれぞれ違う。我々は福島由来の放射線(セシウム、ヨウ素、プルトニウムなど)に対する耐性を持っていないため、「海外の自然放射線は日本より高い所があるが、そこでの癌の発生率は高くはない。今の福島の線量は、その国より低いから大丈夫」といった意見は誤り。自然放射線と、人工放射線(原発事故の放射線)は別物。市川定夫先生の説明

    (3)幼児や子供の方が、大人よりヨウ素を多く吸収してしまうので注意。
    2歳未満:ヨウ素 5556ベクレル摂取で被ばく年間許容量の1ミリシーベルトに達する。
    2〜7歳:ヨウ素 10000ベクレルの摂取で年間被ばく許容量に達する。
    7〜12歳:ヨウ素 19231ベクレル摂取で年間被ばく許容量に達する。
    12〜17歳:ヨウ素 29412ベクレル摂取で年間被ばく許容量に達する
    17歳以上:ヨウ素 45455ベクレル摂取で年間被ばく許容量に達する 仏CRIIRADクリラッドによる
    *CRIIRADクリラッド(Commission de Recherche et d’Information Independantes sur la Radioactivite)はフランスの放射能に関する独立調査情報委員会。フランスの独立非営利団体で、「放射能と原子力について知る権利」、「放射性物質の危険から身を守る権利」を擁護することを目的としている。(クリラッドは チェルノブイリ原子力発電所の問題でフランスの住民が十分な情報 を得られなかったために大きな被害をうけたことをきっかけにつくられた民間団体。現在福島第一原子力発電所の問題でおこる人体へのリスクを「予防の原則」を踏まえて随時分析中。トップページ

    (4)WHO世界保健機関の飲料水の基準は10ベクレル/L 
    ただし、WHOの飲料水に関するガイドラインには「原発事故直後の1年間は、食材に関しての一般的アクションレベルが適用される」(P229)とあり、緊急時(原発事故直後1年間)は、IAEA Safety Standards : General Safety Guide GSG-2(P43)などの数字を適用できる。日本政府はこれを踏まえ、福島原発事故後に「緊急時」の基準値として大人の摂取制限を300ベクレル以下、乳児でも100ベクレル以下に設置。しかしこれはあくまで緊急時であり、長期的(1年以上)飲んでよい数字ではない(このことを国は国民に伝えるべきでは?)。 参考文献(WHO日本の水道水について)

    (5)放射線量(マイクロ/ミリシーベルト)は1時間当たりの量:したがって1時間当たりの量が「直ちに健康に影響が出るレベル」ではない場合でも、時間と日数を掛けた累積量で「影響の出るレベル」に達するおそれは大いにある。


    (6)単位:1ミリシーベルト(mSv)=1000マイクロシーベルト(μSv) 報道などでミリが単位に使われていたら要注意=放射線量は多いと考える。


    ◎1日の許容放射線量一般公衆被ばく線量を年間1ミリシーベルトとした場合
    (1)1日の総量限度は2.739マイクロシーベルト(1÷365日=0.002739)。
    単純に考え、1時間あたりの外部被ばく+内部被ばく量の総和が114マイクロシーベルト(0.114ミリシーベルト)以内であれば、一般公衆被ばく線量限度内に収まる。
    被ばく総量=外部被ばく量+食品などから摂取する内部被ばく量 
    (2)預託実効線量を計算することで、正確な内部被ばく数値は出る模様。計算式
    (3)ほんまでっかTVの武田教授(第一種放射線取扱主任者)が現在日本人が被ばくしている量を計算。計算の解説一般的な上限被ばく量の目安数字の見方

    ◎参考サイト
    どこまでが安全?放射線の量と人体への影響 
    シーベルトとは(100ミリシーベルト以上でがん急増) 
    ヨウ素剤Q&A
    放射線と人体への影響
    健康や被爆に関する原子力安全委員会の回答 pdf
    放射線の性質と単位


★放射線測定器に関する知識 
    選び方 〜目的に応じて選ぶことが重要
    空間線量
    Polimaster PM1703M 米国製の高性能放射線測定器
    Doserae2 (シンチレーター・エネルギー補正有・累計放射線測定可)〜安価だが正確。計測に数分かかる場合あるが微妙な変化に対応し、信頼できる。携帯に便利。(寺島使用)
    MKS-05 (ガイガーカウンター、ウクライナ製、武田先生推奨)〜簡易表面汚染も測定可能(あくまで簡易)。
    Radex1008
    ・Mr.ganma A2700
    Radi
    物質表面汚染・土壌汚染
    inspector+〜αβγ線の高感度測定器。空間線量を計る際は、ワイプテストプレートを使用してγ線だけにしないと、実際より数倍〜数十倍の高い数値が出るので注意。
    計測方法
  • マンガで見る放射線の正しい測り方
  • なぜガンマ線だけでいいのか
    原子力百科事典の抜粋)外部被ばくは、透過力の強い放射線に関して問題となる。透過力の極めて弱い放射線であるα線の場合は、空気中でそのエネルギーのほとんどを失ったり、人体に到達しても衣服や皮膚の表面で止まってしまうため、外部被ばくは問題にならない。またβ線はα線に次いで透過力が弱く、皮膚には被ばくを与えるが重要な臓器には到達しない(α線、β線の場合は呼吸による内部被ばくが問題となる)。外部被ばくの測定(=空間線量の測定)では、全身を照射することになる透過力の強い放射線(γ線)が主に問題となる。(こちらも参考に)。なお、α・β線も測定できる機種で空間線量を測定する際は、γ線のみに切り替える必要あり(α・β線も含めて測定すると、実際の空間線量より数倍〜数十倍大きな数値を表示してしまう)。


★被ばく・原発事故に関する学識者・専門機関の意見・警告 





★子供・学校を被ばくから守ろう! 放射性物質が目に見えたら‥

★食の安全 
★脱原発デモ 


★農耕地セシウム除去 


★風評被害?
    「風評被害」とは?正しい定義
    風評とは「ウワサ」のこと。したがって風評被害とは、「ウワサがひとり歩きを始め、世間に定着してしまうことによって被る被害」を指す。

    今の日本は、福島第1原発1〜4号機が(核)爆発・メルトダウンし、今もなお世界中の大気や海に大量の放射能を撒き散らして先が見えない状態が続いている。しかし政府・東電は「メルトダウンはない」だの「ただちに影響はない」と事実の公表を渋り、事故から6ヶ月経った今でも「学校は20ミリシーベルトまで大丈夫」と子供を内部被ばくの危険にさらしたままでいる。国際法で定められた原発の排水よりも高い“食品の”暫定基準値を設定し「基準値以下だから安全」と言われても、信用されるわけがない。
    それでも、子供の健康を心配した母親が学校給食をやめてお弁当にしたいと申し出たり、福島県産の食品を敬遠すると、「風評被害」と決めつけられてしまう。これこそが「安全」という「風評被害」なのではないだろうか。

    隠蔽ばかりで真実を公表しない日本政府のいうことは、国民だけでなく世界も信用しない。安全宣言という風評を流す前に、政府・東電は隠蔽をやめて食品の基準値を3.11前のものに戻し、かつ生産者への賠償を速やかに行えるシステム作りをすることが先決であろう。今のまま強引に世界に日本の安全をアピールし「風評被害を緩和」しようとしても、かえって信頼を失うだけである。(寺島)


★海外ニュース
    第二の福島は再び起きる:経済優先で復興しようとする非民主主義国家・日本( ル・モンド紙/群馬大・松沼美穂・准教授寄稿)
    日本人は震災後、泣きもせず不平も言わずに働き始め、フランスではそんな日本人の「品位(dignity)」に対し賞賛がなされてきた。しかし換言すれば、その「品位」とは「(天災だからという)あきらめ」であり、経済復興への集団努力である。限りない成長を追求してきた日本は、人間の権利を尊重せず、(放射能を垂れ流して)地球を愚弄している。権力は、無能で無責任な嘘つきの掌中にある。これが65年間に亘る日本の民主主義の結果なのだ。日本は自ら変わらないし、変える気もない。日本が全人類を集団自殺に引きずり込まないよう、国際社会は圧力を行使すべきである。日本だけに原因があるわけではないという人もいるが、(政府や東電の)人為的ミスは許されるものではない。フランスを筆頭とする原子力村の各国政府や世界の産業界が、日本の「品位」を支持し賞賛するのも無理はない(彼らも同罪なのだから)。世界中の人々は、この恥ずべき事故から教訓を得ねばならない。 …子供を犠牲にしてまで復興して何になる?
    米国で3/18からプルトニウム・ウラン・ストロンチウムが検出(米環境保護庁データ)
    グアムでヨウ素・セシウム・テルル・プルトニウム・ウランカリフォルニアやハワイでウラン・プルトニウムハワイの原乳からストロンチウム検出。…日本もセシウムとヨウ素だけでなく全核種データを公表して欲しい‥
    福島原発事故、チェルノブイリより悪くなる可能性も(グローバルポスト)
    日本は陸から海に吹くカミカゼのお陰で助かった。もし海風だったら、人が住めない地帯ができ(福島・新潟など)、日本を2つに分断していただろう。今後50年で20万人が癌で死亡するおそれも。 和訳
    無人飛行機が3/24撮影した福岡第一原発の鮮明写真同デイリー・メール紙同英語での解説つき(4/1) 
    放射線に安全な“しきい値”など存在しない:専門家が警告(3/31豪ABC)(以下要点を抄訳)
    ★米国立アカデミー「放射線に安全な量はない。どのような量の放射線であっても、発癌リスクを増大させることが長年の研究で明らかになっている」
    ★オーストラリア保健省放射能保護核安全局ARPANSAピーター・バーンズ元局長「マスコミは測定値の意味を理解していないので少しの放射線量でも騒ぎ立てる傾向はあるが、一方で、この量以下の被ばくなら安全だという“しきい値”(決められた量)がないのも確か。外国では100ミリシーベルトの重症発癌リスクは1パーセント未満と発言する機関もあるが、胎児などの場合は母親が健康診断で10ミリシーベルトのX線スキャンを1回浴びただけでも、晩年に癌になるリスクが増大する」
    ★メルボルン大学ティルマン・ラフ教授「放射線は、胎児、乳幼児、子供、特に女の子に大きな影響を与える」
    WHO世界保健機関が決めた水道水に含まれる放射性物質の制限は、成人でも10ベクレル/kg以下(年間0.1ミリシーベルト以下)。日本政府は福島原発事故後、「緊急時」の基準値として大人の摂取制限を300ベクレル以下、乳児でも100ベクレル以下に設置。[これはWHOガイドラインによると長期的に(1年以上)飲んでよい数字ではない]
    ★「社会的責任を考える医師の会(PSR)」のヘルファンド博士「(日本の水道水から放射性物質が検出されたことについて)汚染された水を一人だけが飲むのなら、リスクは低い(一人の健康に害が及ぶだけ)。しかし関東地方4000万人が飲むとなったら話は変わる。少量の被ばくの発癌リスクが100万人に一人と仮定しても、4000万人だったら40人も癌になってしまう。しかも空気や食物も汚染されており、それからも被ばくするかもしれない。汚染レベルが低い場合、特に警戒する必要はないと国民に訴えるのは良いが、我々専門家は、この放射線量が“安全”とか“心配する必要はない”と発言して国民を誤った方向に導くべきではない
    (比較記事)日本の専門家が“安全”と“冷静な”対応を呼びかける「年間100ミリシーベルトの低線量被ばくの発癌率は、およそ100人に1人。だからあまり健康に影響はない」
    …1%の発症率では福島県の人口200万人(死亡・行方不明者含む)の場合、2万人が癌になる計算(しかも被ばくしない場合に比べ、発症時期は早まる可能性が・汗)。…既にこのような状態になっている以上、「安心」や「安全」は無いことぐらい、誰でも分かっている。「日本国民」は愚かでないのだから、無理に誘導したり隠蔽せずに、事実やリスク、具体策だけを伝える方が返って「安心」されるのでは?…。
    福島、罪深い沈黙 和訳(3/26ルモンド紙日本特集
    東電の隠蔽体質と日本の原子力ロビイストの存在を告発(ルモンド紙和訳) 
    2010年8月以降、福島原発6基に保険がかけられていなかった(3/21AFP)和訳 東電免責ありえぬ
    フクシマ・フィフティー初インタビュー(3/27英テレグラフ紙 日本語訳)原発事故を食い止めるために現場に残った50人の作業員(フクシマ・フィフティー)および東京消防庁ハイパーレスキュー隊のインタビュー。(以下記事の一部を和訳)
    同レスキュー隊員が作業の際に着用したのは、長袖のオーバーオールの上に、薄い使い捨ての防護服、その上に制服の上着を重ね着しただけ(+防護マスク)。衣服の裏全体に鉛がついた英国陸軍が着るような防護スーツは十分な数がそろっていないので、東京電力の上層部数名にしか与えられていない(怒)。レスキュー隊が着た防護服は、タイベック製の不織布でできているベーシックな衣服で、英国ではスプレー塗装工や工業清掃者が着ているもの。放射性物質の体への付着や吸引を防ぐが、ほとんどの放射線は遮断しない。他の作業員もこれと同じ防護服と防護マスクだけで作業。放射性物質が蓄積しないように1回で使い捨て。プラント内には使用済み防護服が何百も捨てられている‥。人命軽視も甚だしい・・


★国内ニュース



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