The House-Elf Liberation Front/屋敷しもべ妖精解放運動

ハリー達三人はふくろう小屋に行き、シリウスに手紙を送った...



サプライズ・パーティー(surprise party)
フレッドとジョージがハリーのために談話室で開いてくれたびっくりパーティー。リー・ジョーダンに促され、ハリーは金の卵を開ける事に。中は空っぽだったが、キンキン大声で泣き叫んでいるような音が部屋中に響き渡る。これと近い音は、殆ど首なしニックの「絶命日パーティー」で聴いたゴースト・オーケストラの音だっただろうか。ジョージ曰く「パーシーの鼻歌みたいだぜ」。。 ハーマイオニーはフレッドからキッチンに入る方法を聞き出した。
●サプライズ・パーティー:(普通は主賓に知らせずに行なう)不意打ちパーティーのこと。21章ではロンが事前に話してしまった...。


カナリア・クリーム(Canary Cream)
カスタードクリーム(ビスケットの一種)を食べたネビルは、たちまち大きなカナリアに変身!(1分後には元の姿に戻ったが..) 彼が食べたのは双子が発明した「カナリア・クリーム」だった(汗)。二人は早速そのお菓子を7シックルで売り始めた。


Blast-Ended Skrewts「(尻)爆発スクリュート」
今や1.8mの長さになった(尻)爆発スクリュート、仲間内で殺し合いをくり返した結果10匹しか残っていない。分厚いグレーの甲羅、力が強くて急ぎ足で移動する足、火を噴く後尾、針と吸盤などを持つ、ぞっとした生き物になっていた。ハグリッドはスクリュートが冬眠するかどうか調べることに。結果は案の定眠りもせず、暴れ回ったのみ。そこにリタ・スキーターが現れスクリュートに関してインタビューを申し込む。彼女は視線をディーン(片方のほっぺたにひどい切り傷が!)、ラベンダー(ローブがあちこち焦げ焦げに!)、シェーマス(火傷した指を手当てした跡が!)と、ハグリッドの小屋に逃げ込んでガラス窓に鼻をくっつけ、危険の去るのを見つめている大勢の生徒達に向けた。ハグリッドはOKするが、ハリー達は不安を感じたのだった。


ホグワーツのキッチン
サプライズ・パーティーでのフレッドの言葉をヒントに、ハーマイオニーはキッチンを見つけることに成功。ハリーとロンをそこに連れて行く。入口は地下一階の廊下に掛かったフルーツ鉢の絵で、そこに描かれた巨大な緑の梨をくすぐると、(梨は)身をくねらせてクスクス笑い、緑のドアハンドルに変わる。キッチンは大広間と同じ位広い、天井の高い部屋で、端には大きなレンガの暖炉があった。部屋の中には少なくとも100人ほどの屋敷しもべ妖精と、懐かしいドビーとウィンキーが! 4つの大きなテーブルがあり、夫々が大広間の各寮のテーブルの真下に位置していた。料理は天井を通して給仕されるのだ!


ドビーとウィンキーの格好
久しぶりに会ったドビーは以前よりひどい格好をしている。ティーポットカバーを帽子代わりにかぶり、裸の上半身に馬蹄模様のネクタイを締め(汗)、子供用のサッカーズボンと奇妙なソックスをはいている。片方はハリーのかつての靴下で、マルフォイ家から自由になるようにあげたもの。もう片方はピンクとオレンジ色のシマシマ模様だ。ウィンキーの洋服はセンスは良いが、シミと焼け焦げがある。その他のエルフはユニフォーム着用していた。


ダンブルドア校長のはからい
ドビーはマルフォイ家から自由になった後2年間職探しをしたが、有給労働を望んだため魔法使いの家から断られ続けた。ウィンキーを訪ねると彼女もフリーになっていたので、2人は1週間前に職を見つけられそうな場所、ホグワーツにやって来た。ダンブルドア校長はドビーの願いを聞き入れ、週10ガリオンと週末休みをくれると言ってくれた。が、ドビーは多すぎると断り週1ガリオン月1日の休みをもらう事に。ウィンキーは他のエルフ同様お金を貰うのは恥だと考え受け取っていない。


クラウチ氏とバグマン
ドビー曰く普通の屋敷しもべ妖精は主人の悪口・秘密は言わないそうだ。しかしダンブルドアは自分のことを「間抜けの老いぼれジジイ(汗)」と呼んでも構わないという。今やドビーはマルフォイ家を「悪い闇の魔法使い」と呼んでいる。一方ウィンキーは「バグマンは悪い魔法使い!ご主人様(クラウチ氏)はバグマンを好きではない」と話す。ウィンキーはバグマンにまつわる話をクラウチ氏から聞いたらしいが内容は話してくれない。ドビーはこれからはハリーに会いに行っても良いかと聞き、ハリーは「もちろん」と答える。(ロンはドビーにクリスマスの時にセーターをあげる約束をした。) ロンとハリーはお菓子を山ほど貰い(ハーマイオニーは断った)、キッチンを後にした。



・original page date 05/24/02

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