The Third Task / 第三の課題

ペンシーブで見たことをハリーはロンとハーマイオニーに話した。。


ハリーたちが練習した呪文
学校中でハリーたち三人がいる所にうっかり邪魔をするのに疲れたマクゴナガル先生は、あいている変身術の教室をお昼時に使ってもいいと許可してくれた。
第三の課題のためにハリーが練習した呪文は
●Impediment Jinx:妨害の呪い…攻撃してくる人の動きをスローにさせて妨害する。
●Reductor curse:破壊呪文…硬いものを爆破して、通れるようにする呪文
●Four-Point Spell:四方位の呪文(北指し呪文)…この呪文を唱えると杖が北の方角を指す。
●Shield Charm:盾の魔法…一時的に見えない壁を自分の周りに作り、些細な魔法だったらそらせてくれる。
●Jelly-Legs Jinx:くらげ足の呪い(ハーマイオニーはこの魔法で、ハリーの唱えた盾の魔法を打ち砕いた)…相手をよろよろ歩きにさせる。


マルフォイの不審な行動...
窓から校庭を見ていたロンがマルフォイの不審な行動を目撃。クラッブとゴイルとマルフォイは木陰で立っていて、クラッブとゴイルは見張りをしているようだ。マルフォイは手を口の所に持っていき、その手の中に話しかけている。まるでトランシーバーで話をしているようだが。。


リタ・スキーターの記事
第三の課題の当日、日刊予言者新聞にまたしてもハリーの記事が!「ハリー・ポッター"情緒障害で危険"」という見出しで「ハリーは学校で頻繁に気絶し、額の傷痕の痛みを訴えている。『例のあの人』に襲われた時の傷がポッターの脳に影響を与えている可能性がある」と報じられた。記事にはハリーがパーセルタングであることも暴露されていて、「ダンブルドアがこのような少年の三大魔法学校対抗試合への参加を許すべきなのかどうか、検討すべきである」と結ばれていた。


代表選手の家族と対面
第三の課題には代表選手の家族が招待され、観戦するという。朝食後、ハリーが大広間の横にある部屋に入ると、そこにはウィーズリーおばさんとビルが立っていた!セドリックには両親が会いに来たし、クラムも両親とブルガリア語を話している。フルー(ル)は母親&妹ガブリエルとフランス語でぺちゃくちゃしゃべっていた。おばさんは当時の管理人アポリオン・プリングルの話や(ウィーズリーおじさんには(せっかんされた)アザがまだ残っている、汗)、ハグリッドの前の森番・オッグの話をしてくれた。


クィディッチ競技場
夕食会のあと全員はクィディッチ競技場へ。今や6メートル以上の高さの生け垣が周辺を囲んでいて、クィディッチのピッチとは思えない姿になっている。マクゴナガル先生から「もめごと(危ないこと)が起こり、助けてもらいたいときは、空に赤い火花を発射しなさい」と注意を聞き、ハリーとセドリックが一番最初に迷路の中に入って行った。。


ボガート..魔法の霧...爆発スクリュート....
「ルーモス」の呪文を唱え、ハリーは進んでいく。セドリックとは最初の分岐点で左右に別れた。2度目の分岐点では「北を指せ」の呪文を唱えて左へ。「(尻)爆発スクリュート」に遭ったというセドリックが現われ、再びどこかに消えた。ハリーの前にディメンターが!しかしそれはボガートだった。。

次にハリーが遭遇したのは「魔法がかけられた霧」で、「破壊せよ!」の呪文を唱えても、何も変わらない。躊躇しているとフルー(ル)の悲鳴が聞こえた。。その中に突っ走ると、天と地が反対になり、地面から逆さまにぶら下がった格好になってしまった。底なしの空に落ちていくようで怖い。足を動かすと、地面から空に向かって完全に落ちてしまいそうな気分だ。しかし、目をつむって思いっきり右足を、草の生えた天井から引き抜くと、天地は元に戻った。

次に出遭ったのは「(尻)爆発スクリュート」。ハリーは何とか「邪魔しろ!(妨害しろ!)」の呪文を、スクリュートの殻のない、裏側の肉の部分に当てることに成功。逃げ切った。

行き止まりに2回当たってから、四方位の呪文(北指し呪文)を唱え、新しい道を歩いていると、「苦しめ!(Crucio!)」の呪文が聞こえる。クラムがセドリックに唱えていた!ハリーはクラムに「麻痺せよ!(Stupefy!)」の呪文を食らわせ、セドリックを助けた・・。
●Point me:「北を指せ」杖先が北を向く呪文。
●Reducto!:「破壊せよ!」
●Impedimenta!:「邪魔しろ!(妨害しろ!)」


スフィンクス
ハリーの前には、巨大なライオンの体に、立派な鉤爪のある四肢、女性の頭を持つスフィンクスが登場。謎々に答えられたら通してくれて、間違えたら襲いかかるし、何も答えなかったら無傷の状態で逃がしてくれるという。謎々とは

先ず、変装して生きている人を思い浮かべて。
秘密を扱い、嘘しかつかない人は誰でしょう。
次に、いつもmendの最後に来るものなあに?
middleの真ん中、endの最後に来るものさ。
最後に、よく口にする音を教えて
なかなか見つからない単語を探すときさ。
さあ、三つをつなげて、答えてごらん。
キスしたくない生き物って、なーんだ?

最初の問題の答えは「Spy(スパイ)」、次は「d」(各語の各位置にあるのはd)、最後は「er」(単語を探す時などに「er(ええと)」とよく言う)で、つなげるとSpyder→Spiderで「クモ」に! ハリーは無事正解して先に進んだ。

巨大蜘蛛..そしてカップはポートキーに....
優勝カップ(Triwizard Cup)は、ハリーの100ヤード先の台座の上に輝いている!ハリーはダッシュするが、黒い影が彼の前に!セドリックだった。セドリックは全速力でカップに向かっていて、ハリーには追いつかないことが分かった。自分より背が高いし足も長い。。しかし、その時セドリックの左から巨大な蜘蛛が!
ハリーが「麻痺せよ!(Stupefy!)」を唱えると、今度は蜘蛛は彼に向かって走ってきた。ハリーにのしかかり、彼を前足にはさみ、空中に高々と持ち上げる。「武器よ去れ!」でようやく蜘蛛はハリーを放すが、4メートル弱の高さから落とされた彼は、既に怪我していた足がつぶれてしまった。。結局セドリックと同時に「麻痺せよ!(Stupefy!)」を唱え、クモは大人しくなった。

優勝カップは今やセドリックの後ろで輝いている。「君が先に行ったんだから、(カップを)取れよ」とハリーは言うが、セドリックは動かない。逆に「君こそ取れよ。2回も僕を助けてくれたし、君こそふさわしい」と言って、ハリーが取るよう勧める。「そういうことじゃないだろう」とハリーは言うが、セドリックは頑として動かない。「第二の課題で君はもっと高い点を取るべきだった。人質全員を助けるために最後まで残ったんだ。僕もそうするべきだった」と言い、ハッフルパフが何百年も手にしたことのない栄光に背を向けるのだった。結局ハリーが「二人で一緒に取ろう。それでもホグワーツの勝利になる。僕たち引き分けだ」と言い、そうすることに。しかし、「イチ、ニ、サン」で二人同時にカップの取っ手を掴むと、、、へその内側に強い振動を感じ、ハリ−の足が地面から離れた。カップから手が離れない。風の唸りと渦巻く色の中、前へ前へとカップはハリーとセドリックを引っ張っていくのであった。。


※今までご覧頂き、有難うございました!この続きは不要とも思いますが、更新して欲しいとのリクエストがあるため、来年1月位から更新する予定です(時間的に無理かもしれませんが)。。それにしても早く5巻が読みたいですね!では又! マッドマグル(管理人)


・original page date:9/27/2002
・first page update:10/4/2002
・second page update:10/9/2002

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