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この数字は、10月に全米で公開した映画としては歴代1位のオープニング新記録。海外でも好調で、同週に公開された27市場で2740万ドル（約26億6300万円）を稼ぐ大ヒットとなりました。海外興収の内訳は、ロシアで810万ドル（約7億8700万円）、ドイツとオーストラリアでそれぞれ300万ドル（約２億9100万円）を超えています。

『ゼロ・グラビティ』は地表から600km上空で突発事故が発生し、無重力空間（＝ゼロ・グラビティ）に放り出されてしまった宇宙飛行士2人（サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー）の、生存をかけた激闘を描いたスペース・サスペンス。主人公たちは限られた酸素と想像を絶する極限的状況の中、協力し必死に生き延びようとします。

ベネチア国際映画祭で初披露されて以来、ジェームズ・キャメロン監督をはじめとする映画製作者や批評家から最高の賛辞を獲得。ハリー・ポッター8作を製作したデイビッド・ヘイマンさんがプロデューサーを務めており、本作で初めてオスカーを手にするのではないかとも言われています。

今月1日に行われたニューヨークプレミアには、エマ・ワトソンさん（ハーマイオニー）が出席。主演のサンドラ・ブロックさんと同じ白のドレス（サンドラさんはジャンバティスタ・バリ、エマちゃんはジェイ・メンデル）で登場し、注目を浴びました。

『ゼロ・グラビティ』は12月13日に公開。

【ストーリー】
地表から600km上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。スペースシャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのストーン博士（サンドラ・ブロック）と、ベテラン宇宙飛行士マット（ジョージ・クルーニー）の二人は、無重力空間《ゼロ・グラビティ》に放り出されてしまう。漆黒の宇宙で二人をつなぐのは、たった1本のロープのみ。残った酸素はあとわずか。地球との交信手段も断たれた絶望的状況下で、二人は果たして無事生還することができるのか…!?

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