ハリポタのいじめっ子ダドリー役、30キロ減量してイケメンに！- ポッターマニア

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ハリポタのいじめっ子ダドリー役、30キロ減量してイケメンに！

いじめっ子のマグル、ダドリー・ダーズリーを演じているハリー・メリング君が、30キロのダイエットに成功し、見違えるほどの男前になりました(笑)！　

テレグラフ紙のインタビューによると、メリング君がダイエットを始めたのは、2年前ぐらい前とのこと。「そのころナショナル・ユース・シアターの舞台で老人役をやっていたんだ。その前は太った道化師をやっていて、『自分が望むキャリアを手に入れるには、体重を落とさないとダメだな』って思ったんだよ。ちょうど演劇学校に通い始めた時期で、よく動き回っていたし、(カロリーなど)よく考えて食べるようにしたんだ。そうしたら約102キロあった体重が、71キロに減ったんだ」と話しています。

メリング君演じるダドリーはハリーのいとこで、両親に甘やかされて育った我儘なマグル（人間）。原作では「ブタがブロンドのかつらをつけたみたい」と描かれ、映画でもまるまると太った姿（画像）で登場しています。

ダドリーが出てくるのは映画第1章の「ハリー・ポッターと賢者の石」から第3章「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」までと、16歳の時に出演した第5章「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」。前作「謎のプリンス」には登場していません。

メリング君によると、最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」に出演するため、今年久しぶりにスタッフに会ったところ、以前の面影がないほど変わっていたので、みんなにギョッとされたとのこと。「プロデューサーから『信じられないな！何とかしなきゃ』と言われて、罪の意識を感じたよ。俳優を変えることもできたけれど、彼らはそうせずに僕(の衣装に)詰め物をして太らせたんだ」と、撮影のエピソードを明かしています。

現在メリング君は、ハリポタで母親（ペチュニア・ダーズリー）を演じているフィオナ・ショーさんと、ブレヒトの舞台「Mother Courage and Her Children/肝っ玉おっ母とその子供たち」で共演中。「30年戦争」の嵐が吹き荒れる17世紀のドイツで、戦火の中を気丈にも3人の子供を連れて荷車を引き行商に歩くアンナ(フィオナ・ショー)を描いた物語で、メリング君は再びフィオナさんの息子役で出演しています。

フィオナさんは「これまで彼のことを素晴らしい性格俳優だと思っていたけれど、素晴らしい主演俳優に変身したわね。突然ハムレットを見つけたような気分よ」と絶賛しています。

主役のダニエル・ラドクリフ君を羨ましく思っていた時期もあったメリング君ですが、今ではハリポタのイメージが定着せずラッキーだったと考えている様子。「子役の時の“太った(ダドリー)”といったイメージから脱却でき、僕は新たなキャリアをスタートしたんだ。誰も僕のことをダドリーだとは見ていないよ」と喜んでいます。

【肝っ玉おっ母とその子供たち】メリング君のインタビューは5分14秒頃からスタート